Column管理職において重要な目標管理
管理職には数値目標設定が重要
一般的に、数値管理が出来ていない企業は業績が悪く、社長以下、管理職がきちんと目標を数値で管理出来ている企業は業績がいいです。これは女性の管理職登用についても言えます。
日本経済団体連合会は、女性の役員、管理職の登用についての企業の自発的な行動計画について大手企業の取り組みを開示しました。それによると、経団連の会長・副会長企業など計47社のうち、女性の登用について数値目標を設定しているのは、その57%にあたる27社でした。
例えば、トヨタ自動車は、女性の活躍促進に更に重視し、女性管理職の人数を2020年に現在の3倍、30年に5倍にすることを目指すとしました。
アサヒグループホールディングスは、女性管理職の比率を現行の14.8%から21年までに20%に引き上げるとしました。
創造性を求められる研究活動も同じ
数値管理が出来ていない場合は業績が悪く、目標を数値で管理出来ている場合は業績がいいということは、全てに当てはまります。その中には研究活動も含みます。
研究活動は、実験等集団で行う場合もありますが、基本的に一人で行います。
研究活動は、創造性を求められ、数値管理が難しい分野と言えます。しかしそれでも、数値管理が出来ていないとなかなか成果が上がりません。
逆に、3年くらいの期間で研究計画書を作成して、各年度でどこまで研究をするかを決めた方が成果を上げやすくなります。
管理職の目標管理は企業の業績アップに不可欠
個人プレーでもそうなのですから、組織プレーの場合はなおさらです。そこから管理職が目標管理をきちんと行うことは、企業の業績をよくする為にも不可欠だと言えます。