Column管理職研修を受講した感想
管理職研修を受講した感想
管理職は、企業の求心力となる存在です。特に終身雇用制が崩壊した後の今日、その役割は益々重要になっています。現在、管理職研修が盛んに行われています。ここではその管理職研修の受講者の感想を紹介します。
社外の人の意見だからこそ
社内の人に意見されたり批判されたりすると、素直に聞けないことがあります。しかし、研修で自分と似た立場にいる社外の人の意見や批判だと、素直に受け止められることができたという感想もあります。
異業種の交流
管理職研修では、参加者の業種を問わないコースもあります。異業種の人々との交流は、一種の他流試合ですが、視野や発想が広がったという感想もあります。
しっかりした科学的見地に立った研修を
世の中には「べき論」ベースの研修はたくさんあります。しかしそうした「べき論」研修では、1週間も持ちません。それに対し、科学を基礎にした研修プログラムはしっかりしています。そうした研修は非常に実効性が高く、満足したという感想があります。
三者面談で効果倍増
研修の後でトレーナーと上司と管理職本人の三者面談をする場合もあります。研修を受けた管理職の強いところや弱いところを把握した上で、今後の課題について話し合い、本人に「今後こうしたい」と宣言させるものもあります。管理職の上司も面談に入れるのは、研修と職場をつなげるためです。上司も、いつもは気づかなかった管理職の良い点を発見することが出来て満足したという感想があります。
自分の再発見
社内にいるとなかなか自分とは何かを知る機会がありません。しかし、一度職場を離れて研修に参加し、異業種と交流すると、自分を再発見することもあります。「世間には自分とは違う様々な考え方がある」、「自分はここが不足している」など実感をもって気づくことが出来たという感想もあります。