Management ColumnWebを利用した集客アップ
会計事務所では電子申告が一般化し、クラウド会計を利用する事務所も増えてきました。今や、インターネットがなければ仕事に支障が出てしまう時代となっています。インターネットの利用が当たり前の社会では、売上アップにもインターネットが利用されています。会計事務所の職員の中には、クライアントから「売上を増やす良い方法はありませんか?」「Web集客って効果がありますか?」という相談をされた方も多いのではないでしょうか?今回は、Web上での集客効果について考察していきます。
Web上での集客のメリット
Web上での集客のメリットは、何といっても、地域を問わず世界規模で情報発信が可能なことです。費用も、CMや紙媒体での広告に比べると安く抑えることができ、情報発信に必要となる時間も少なくてすみます。また、Webサイトがあること自体で、信用力がアップするという効果もあります。
Web上での集客のデメリット
Web上での情報発信には、リスクも伴います。まず、情報の内容が誤っていた場合のリスクがあげられます。情報拡散スピードが速いので、誤った内容の情報が、一瞬のうちに多くの人の目に触れてしまいます。
次に、炎上のリスクがあげられます。SNSやブログを利用した情報発信では、双方向コミュニケーションが可能となるため、情報発信側とユーザー側でトラブルがあった場合に、そのトラブルが多くの人の興味をひき、トラブル自体を拡散されてしまうのです。
Web上のリスクは、情報をアップする前のチェックを厳重に行うことや、担当者にWeb上でのモラル教育をしっかり行うことで、少なくすることができます。
Web集客の方法
企業では、ホームページやWebサイトを持っているのが当たり前となりはじめています。しかし、集客という点で考えると、ただホームページやWebサイトを持っているだけでは集客することが難しいでしょう。集客のために検索エンジンを意識し、かつてはSEO対策等の手法が重視されてきましたが、最近では内容の充実度・質を重視する方向に変化してきています。
ブログは、ホームページやWebサイトと同じような役割を果たしています。ホームページとブログが一体となったCMSとよばれるサイトも一般化しています。ブログやCMSは、ホームページやWebサイトと比べて、デザインが画一的になりやすいというデメリットがありますが、手軽に更新しやすいというメリットがあります。
TwitterやFacebook等のSNSも、集客には便利なツールです。リアルタイムな情報発信に適しており、実際の利用者の声が反映されやすいことから信頼性アップにつながりますが、トラブル等の不利な情報も拡散しやすいので注意が必要です。