勘定科目 |
内 容 |
例 |
福利厚生費 |
福利施設負担額、厚生費など従業員の福利厚生のために要する法定外福利費に係る費用 |
病院職員の診療、健康診断などを行った場合の減免額、その他衛生、保健、慰安修養、教育訓練など |
●社会保険料を福利厚生費に計上
社会保険料は「法定福利費」に計上します。
福利厚生費は、社員の職場環境改善のために会社が任意に支出するもので、義務として支出する法定福利費とは異なります。
●従業員に対する福利厚生費の計上限度
従業員の福利厚生のために支出した費用であっても、一定の限度を超過したものについては、現物給与として従業員の所得税の計算に含まれます。
忘年会などの1次会費用については、福利厚生費となりますが、2次会以降の費用は従業員であっても、接待交際費に該当します。
以下、従業員にとって所得税法上非課税となる要件を表示します。
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旅費交通費 |
業務のための出張旅費に係る費用 |
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職員被服費 |
従業員に支給または貸与する白衣、予防服、診察衣、作業衣などの購入費用及び洗濯に係る費用 |
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通信費 |
電信電話量、インターネット接続料、郵便料金 |
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広告宣伝費 |
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●取得価額が10万円以上の看板を広告宣伝費に計上
自社の広告宣伝用の看板などで取得価額が10万円未満のものは広告宣伝費として費用計上できますが、10万円以上のものは固定資産に該当します。また、税法上の取扱では会社の規模によって10万円以上でも費用計上できる特例があります。
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消耗品 |
医療用、事務用で、1年以内に消費するものの費用 |
カルテ、検査伝票、会計伝票、帳簿、事務用品、洗剤 |
消耗器具備品 |
事務用その他の器械、器具のうち、固定資産の計上基準に満たないもの、または1年以内に消費するものに係る費用 |
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会議費 |
運営諸会議など院内管理のための会議に係る費用 |
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水道光熱費 |
電気、ガス、水道、重油などに係る費用 |
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保険料 |
法人契約生命保険、病院責任賠償責任保険など保険契約に係る費用 |
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●保険料を全額損金に計上
個々の契約内容を確認し、損金計上できる割合を確認する必要があります。
また、契約者、被保険者、受取人の違いにより、その処理も異なりますので、個別の保険契約ごとに検証しなければなりません。
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交際費 |
接待費及び慶弔など交際に要する費用を処理する勘定 |
会食、土産品、ゴルフなど |
諸会費 |
各種団体に対する会費、分担金 |
医師会会費、国保から引き去りされる会費 |
租税公課 |
租税及び町会費などの公共的課金 |
印紙代、登録免許税、事業所税、固定資産税 |
●源泉税納付を預り金とせず、租税公課で処理
確定法人税等、消費税は前期において未払税金等の計上がある場合、租税公課でなく、未払金の取り崩し処理をします。 |
寄付金 |
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●神社への寄付の取扱い
事業とは関係の無い者に対して、見返りを求めない支出は寄付金となります。
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医業貸倒 損失 |
医業未収金の徴収不能額のうち、貸倒引当金で填補されない部分の金額に係る費用 |
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貸倒引当金繰入 |
当期会計期間に発生した医業未収金のうち、徴収不能と見積もられる部分の金額 |
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●引当金の繰入額は損益計算書上の販管費に計上
各種引当金は、販管費に計上することになります。
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雑費 |
販売費・一般管理費の中で少額かつ重要性の低い費用を処理する勘定 |
数百円程度の日常品の購入など |