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1 残高内訳の作成について
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残高内訳の作成は、貸借対照表の科目の確認、内訳項目の確認、付属明細の作成の効率化のためにあります。管理する科目、管理対象先、管理目的を明確にしていきます。残高内訳は、毎月の記帳が正しいか判断する材料として活用していきます。 |
2 管理する項目
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基本的に管理する項目について、代表的なものを羅列するので、以下に記すものについて管理することを徹底し残高確認を致します。 |
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3 残高確認
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会計業務を正確に執行してゆくためには、月別、科目別、相手先別残高一覧表を作成し、その正確性を確認する必要がある。残るはずのない残高が残っているとか、残高が相違していると思うときは、起票した伝票に漏れはないか、記入した金額に誤謬はないか証憑書類などからの転記漏れをチェックし修正を行う。
残高推移表により、期中におかしな動きがないか確認を行います。例えば、地代家賃、役員報酬、給与等必ず計上されるものがあります。それらの漏れがないか、毎月定額計上科目の変動は無いかの確認を行います。例えば、毎月計上されるはずの社会保険料が計上されていない等、その翌月清算の場合があります。この場合の社会保険料を当月で未払金計上するなどして、期間損益を崩さないように注意を払う必要があります。
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