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1 帳簿の種類
青色申告の要件である正規の簿記に基づく決算書類を作成するためには、帳簿を作成する必要があります。ここでは単一仕訳帳性という基本的な帳簿の種類と役割について説明します。
2 帳簿の役割と記入内容
いずれの帳簿も正しい月次試算表、決算書を作成するためのものです。
(1)主要簿:仕訳帳、総勘定元帳 |
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仕訳帳に取引を総て発生順に記入し、総勘定元帳の各勘定に転記する。
総勘定元帳は各取引を勘定科目ごとに取引発生順に記録したものです。
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(2)補助簿 |
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- @ 現金出納帳、小口現金出納帳
- 日々の現金の入金、出金取引を記録する。
- A 預金出納帳
- 日々の預金の入金、出金取引を記録する。
- B 買掛帳(仕入帳)
- 薬品、診療材料、歯科技工料など特定の取引先において、翌月払いなど一定のサイトで支払いがされる取引を記載します。
- C 売掛帳(未収金管理帳)
- 社保、国保、介護保険の請求、入金管理。
窓口負担金の持合せ不足、入院患者などの未収金を記載します。 また、労災、自賠責など請求から入金まで比較的長期間に及ぶ取引を管理します。
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未収、買掛など特定の取引について取引業者、患者ごとに分けて記入を行う補助簿です。
仕入補助元帳(例) 仕入額、支払い額の確認ができます。 |
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未収患者補助元帳(例) 未収患者の管理ができます。 |
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