2-1 仕訳の基礎を理解する
2-2 現金の入出金:具体的な処理事例
2-3 預金の入出金:具体的な処理事例
2-4 売掛金請求および掛仕入の処理事例
2-5 相殺取引の処理事例
2-6 受取手形の処理事例
2-7 支払手形の処理事例
2-8 給与支給の処理事例
2-9 固定資産購入時の処理事例
2-10 減価償却費の処理事例
2-11 賞与引当金の処理事例
2-12 保険積立金の処理事例
2-13 前払費用の処理事例
2-14 仮払金の処理事例
前項のように期中に取得した資産を含め、企業に置ける今期の減価償却費を見積り、月数按分を行い月次にて処理いたします。最終的には決算修正にて調整いたします。

1   減価償却費計上処理のポイント

@固定資産取得時での減価償却費見積再計算
A減価償却費累計額の計上
B個人事業における事業割合の算出、処理


2   減価償却費の処理事例

事例1
当社の年間減価償却費の見積金額は、建物減価償却180万、付属設備減価償却120万、車両運搬具120万の合計420万となっている。

月次処理仕訳
借   方 貸   方 摘   要
減価償却費 35万円 減価償却累計額 35万円 減価償却費

決算時処理仕訳
借   方 貸   方 摘   要
減価償却累計額 180万円 建物 180万円 建物減価償却費
減価償却累計額 120万円 建物付属設備 120万円 建物付属設備減価償却
減価償却累計額 120万円 車両運搬具 120万円 車両運搬具減価償却
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